強迫性障害とそれにともなううつ病。こう診断されたには2004年10月のことです。きっかけは主人に包丁を向けたこと。自分でも感情が抑えられなくてこどもや主人にひどいことをしていました。 まずはカウンセリングの予約をしました。といっても自分では電話できず、主人にしてもらいました。その初回のカウンセリングでカウンセラーの人にもしかしたら強迫性障害かもしれませんねと言われたこと。 その後すぐに心療内科の予約を取り、そしてページのタイトルになっている病名をもらいました・・・。 強迫性障害・・・わからない方も結構いらっしゃると思います。私が理解しているのは強迫観念が頭から離れられず、自分ではわかっていながらも強迫行為をしていることです。私の場合は確認強迫(窓やドアの鍵をかけたのもかかわら不安になってしまい何度も鍵をかけたかどうかということ)を確認するものです。最悪で30回ほどずっとガチャガチャしています。その場に立って鍵をかけたということもわかっているのに開いていたらどうしよう。ここから子供が落ちたらどうしよう。泥棒が入ってきたら・・・と考え出したらキリがありません。目覚まし時計を置く位置にだって反射した光によって火事になったらどうしよう・・・畳が燃えたら・・・とにかく火事になることが恐ろしいのです。馬鹿馬鹿しい行為を自分でも理解しながらおこなってしまうこと、これが強迫性障害です。私よりもっと症状の思い人だっています。中には外に出られない人も・・・。 そんな中にも少しずつではありますが進歩してきました。まずは簡単なものから何度も何度も確認をやめる行動療法をしました。それと一緒に薬物療法。強迫性障害の大変さよりうつであることのほうが自分らしくないと感じました。強迫行為がおさまりつつあるとうつも少し軽いものになってきました。ちょっと外出してみよう、ちょっとご飯作ってみようかな?そんな元気が出てきました。もちろん日によってかなり差はありますが、きっとこれが前進や後進なのかもしれないと思い、できることはできるだけやるようにしていました。 とにかくイライラしてきたら早めに家に帰り寝ること。毎日寝ることだけを頼りに子供たちを保育園に迎えに行ってから寝るまでの数時間は自分の中で以下に早く終わらせていけるかだけでした。 |